その21

<21-1>現場力を鍛える(遠藤功)
 
改善とは「自主的に業務のあり方を考え、課題を発見し、解決を導き出す活動」と定義することができる。
 
<21-2>「不正」は急に止まれない(中島茂)
 
トラブルが発生した、事故が発覚した、その時誰の顔が思い浮かぶのか。真っ先に頭に浮かんでくるのは、直接的に被害を被っている消費者、エンドユーザーであってほしいのです。 
 
<21-3>ゾウの時間ネズミの時間(本川 達雄)
 
時間は体重の1/4乗に比例する
 
<21-4>小さな自分で一生を終わるな(ウエイン・W・ダイアー)
 
自分の夢に向かって自信を持って前進し、自分が思い描いた人生を生きるよう心がけるなら、ふとしたときに必ず成功は訪れるものだ。
 
<21-5>人を動かす鉄則(畠山芳雄)
 
組織の目標と個人の欲求や目標をどれだけ合致させることができるか。これは幹部が一生をかけて挑戦する価値のあるテーマではあるまいか。
 
<21-6>自分を高め会社を動かす99の鉄則(新 将命)
 
通常のオン・ザ・ジョブ・トレーニングに加え、ジョブ・ローテーションでいろいろな仕事を体験させたり、社内外のさまざまな勉強会に参加させたりして、社員の資産としての価値を長期的な観点からも高めようとする。それが、社員を”資産”とみなす意味である。
 
<21-7>投資信託にだまされるな!本当に正しい投信の使い方(竹内美奈)
 
投資の最新理論では、安定とリターンの両方を狙うためには、国内外の複数の資産に分散投資するのが最善とされています。具体的には、資産を「日本株式」「日本債権」「外国株式」「外国債券」という4つの投資対象に分けて投資するといいでしょう。
 
<21-8>水戦争(柴田明夫)
 
ヨーロッパに多いマグネシウムやカルシウムが多く含まれる硬水は、殺菌のために加熱すると性質が変わってしまう。そのため、ヨーロッパには、「水には物理的処理をしてはならない」という考え方があり、地下からくみ上げたままの水こそナチュラルなよい水とみなされる。
 
<21-9>丹精で繁盛(瀬戸山玄)
 
船体は上に行くほどアルミ部品が多くなる。というのも鉄製の3分の1の重さにしかならず、船の重心をともかく低くして海で復元力を高めるためという。
 
<21-10>私なら絶対買わない投資信託(松本弘樹)
 
要するに投資信託というのは、株価が上がれば上がるし、下がれば下がるのである。
 
<21-11>処世術は世阿弥に学べ(土屋恵一郎)
 
世阿弥は、こうした芸術化への道について最初に言った人間である。「初心忘るべからず」とは、それがなんであれ、いまだ経験したことのない事態に対して、自分の未熟さを知りながら、その新しい事態に挑戦していく心の構えであり、姿にほかならない。その姿を忘れるなといっているのだ。それを忘れなければ、中年になっても、老年になっても、新しい試練に向かっていくことができる。失敗のない人間には、このことがわからない。
 
<21-12>デフレとお金と経済の話(森永卓郎)
ある基礎技術が開発され、それが商品として実を結ぶまでには、およそ20年から30年の時間がかかります。携帯電話が日本ではじめて登場したしたのは今から30年ほど前の大阪万博の時ですから、それから30年経ってやっと、今の巨大マーケットに成長したわけです。
 
<21-13>会社の品格(小笹芳央)
 
皮肉な言い方をすれば、成果主義で実現できたのは結局のところ、総額人件費の削減だけだったのではないかと思います。
 
<21-14>接待の一流(田崎真也)
 
食前酒を飲みながら、メニューをじっくり見ます。多くのフレンチでは、女性には値段の入っていないメニューが渡されるはずです。
 
<21-15>人事考課のポイントがわかる本(真崎 龍次 、 楠田 丘)
 
”会して議し、議して決し、決して行う”これが会議開催の目的であることは衆知の通りである。
 
<21-16>財務を制するものは企業を制す(井原 隆一)
 
『企業経営の失敗のネタは好況の時に根ざしている』
 
<21-17>勝ち残り経済学(浅井隆)
 
これは日本の経営者、ビジネスマンがいちばん不得意としている分野である。私は明快なビジョンを示せない人間はビジネスをやってはいけないとさえ思っている。
 
<21-18>ダマされない金融商品の買い方(永野良佑)
 
筆者は株式投資信託に投資していますが、すべてインデックス型への投資です。その理由は単純で、すでに述べたように個別銘柄の株価が上がるか下がるかの確率は半々しかなく、かつ、上がる株を当てる能力を持っている人がいるとは思えないからです。
 
<21-19>能力主義と企業社会 ( 熊沢誠)
 
『会社の思い通り働ける』という生活態度も一つの『能力』にほかならない。
 
<21-20>大河の一滴(五木寛之)
 
最大の否定から最高の肯定へ、マイナス思考のどん底から出発して、プラス思考の極致に達して世を去った人間だったからこそ、二千年のいまも、多くの人々はブッダの生涯に熱い心を寄せるのではあるまいか。
 
<21-21>他力(五木寛之)
 
これは組織論と結びついてきますが、人材を集めて精鋭部隊をつくり、物事を進めていくときに、変な奴とか、そうした連中が仲間に加わっているほうが人間的な組織になるのです。そういう人間的な状況の中で、やる気のない奴が偶然に仕事の手を抜いたため、思わぬミスが起きたが、それが結果的にすごくよいものに変化したり、思いもかけない成功につながることだってあるのです。
 
<21-22>人生・成熟へのヒント(堀田力/森村誠一)
 
私はこの屈辱は必要だと思う。とくに若いうちに全身で屈辱を受けた経験のない人間や若くしてスポットライトを浴びた人間は、思いやりがない。人を見る眼がない。人の気持ちの深淵を知らない。
 
<21-23>ソニーの法則(片山修)
 
日本は足し算の文化で、ソニーも足し算の会社ですからね、所詮、日本では,ビル・ゲイツの真似をしても成功しないと、私は思うのです。ビル・ゲイツは全世界を下請けにしているわけで、そのような芸当は、ソニーにしても富士通にしても、東芝、日立にしても、基本的に「収穫逓減型」の日本の社会にはできないでしょう。それを変えようとしたら、自己破壊につながってしまうかもしれませんからね。
 
<21-24>「巨大合併」アメリカに勝つ経営(白水和憲)
 
くれぐれも、「メガ・マージャー」を「手段」としてではなく、「目的」として考えるような日本になってほしくない。
 
<21-25>決算書はここだけ読め(前川修満)
 
これまでさんざん稼いできた会社というのは、利益剰余金の金額が大きいという特徴があります。