130.カレンダー
毎年年末になると、取引先企業、銀行、歯科医、等からカレンダーをいただく。これで十分まかなえるので購入したことがない。しかし、最近では経費節約のためカレンダーを作らない企業が増え、購入せざるを得なくなった。個人使用には自室とアトリエにどうしても欲しい。自室用は2、3か月が一度に見られる壁掛け式がいい。アトリエは小型の自立式がいい。
近所の本屋にいろいろな用途に適したカレンダーが売られていた。早速大きさや形を吟味して、目的にあったものを2個購入した。自室、アトリエ共に適した場所にカレンダーを設置した。スマホを見ながら自宅のカレンダーに赤ペンで主な予定を記入していく。さらに、アトリエでも同様に記入していく。あれっ、何かが違う。なんだろう。何が違うのだろうか。しばらくみつめていると、その違いに気が付いた。週の始まりの曜日が違うのである。自室のものは日曜日始まりであるが、アトリエ用は月曜日始まりなのである。今まで長年気にもせず使用してきたものはすべて日曜日始まりであった。そのため、月曜日始まりは違和感がある。なぜ月曜日始まりがあるのか。何かルールのようなものがあるのだろうか。気になったので調べてみた。
アメリカ式はキリスト教の影響があり、日曜日を礼拝日とし、かつ、週の始まりとしたらしい。それに対してヨーロッパ式はビジネスに基づき、月曜日を始まりとした、となっていた。中東のイスラム圏では土曜日始まりのカレンダーがあるらしい。また、国際基準化機構(ISO)の勧告によると、週の始まりは月曜日とするらしい。このように国や習慣によってまちまちである。ちなみに日本では民法で定めており、日曜日が週の始まりになるらしい。
わが家に存在する過去のカレンダーを探してみた。出てくる出てくる、何と8種類出てきた。そのすべてが日曜日始まりであった。そうすると、今回購入したものが初めての月曜日始まり(ISO基準適合)となる。なぜこれだけが月曜日始まりなのか? カレンダーの隅々までをじっくりと調べてみた。裏にしっかりと「2024年シンプル卓上カレンダー【月曜始まり/A5ヨコ】」と書かれていた。国際化や多用途に対応して月曜、日曜始まりの2種類を製作販売しているのである。よく確認せず、カレンダーはすべて一律であると思い込んで購入したことによるミスであった。
どちらであっても、毎日が日曜日(日曜日だと翌日が月曜日になり仕事ということになるので、毎日が土曜日というのが正解か?)なのでどちらでもいいのであるが・・・。自室とアトリエで違いがあるのは使いづらい。今までの習慣に従い、日曜日始まりに統一するため卓上カレンダーを購入しなおした。
PS:JRAの卓上カレンダーは月曜日始まりである。週末の土日は競馬場へ、という意味だろうか?